<神秘的なことが大好きなくせに、全然神秘的でなく、
むしろ朽ちかけている日常を、落ちのないまま、徒然なるままに
書き留めた、やる気なさマンマンの不定期更新blog>
先日、マリス・ヤンソンスが急逝したのはこのブログでも紹介した。もともと心臓病に悩まされていたらしいが、僕は知らなかったので「急逝」と一緒である。まさに、青天の霹靂、寝耳に水である。
とくに好きだったというわけではないけど、それでもクラシック音楽界に君臨するトップクラスの指揮者が急逝してたいそうびっくりした。
皮肉なことに、急逝したヤンソンスつながりで、最近はショスタコーヴィチの交響曲ばっかり聴いている。といっても5番「革命」、7番「レニングラード」、10番だけだけど。特に好きな箇所は「革命」は4楽章全部と、「レニングラード」の2楽章の2つ目の旋律、4楽章ラストで1楽章の主題が甦るところなんかは、鳥肌が立つ。「革命」の4楽章は吹奏楽でやったこともあるし、関西ローカルの刑事ドラマ「部長刑事」(古い!)のオープニングテーマで知っていたけど、5,7,10番以外の交響曲はまだ受け入れられるには相当な時間を有するであろう。
またCDや行けるコンサートが増えるもとになる作曲家が増えてしまった^^ゞ
電子マネーのキャンペーンに参加するため、運転免許証で本人確認しようと財布から免許証を出そうとしたら・・・ない!ない!ない!
ここに入れたはずなのに、明日車に乗る予定なのにどうしよう、と思って心当たりを約2時間くらい探したんだけどやっぱりない。ないってわかってるのに財布の中を何度も探して・・・。
ついに、免許証を紛失した場合どうしたらいいのかとか、必要書類とかネットで1時間くらいチェックするはめに・・・。
で、落胆したまま自分の部屋に行ったら、オーディオラックの上にCDの買取申込書のコピーが。で、それに本人確認書類(免許証のコピー)って書いてあったので、まさかと思って、プリンタ(コピーも出来る)の蓋をあけたら・・・あった!
もうお涙チョチョギレ状態で、めちゃうれしかった。
やれやれ
僕の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」なんてこの程度^^ゞ
今日からしばらくの間、クリスマスソングを聴くときはジョンン・レノンの「Happy Xmas」を選ぶことになる。
さて、マーラーの9番もあまりにも有名な曲で録音も腐るほど多い。
その中で一枚選べと言われても困るのである。ひじょーに困る。
それでも一枚を選ばないと「ケツの穴から手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタ言わしたろか!」なんて言われたら怖いので、あえて選ぶとしたら・・・63年のウィーン芸術週間のクレンペラー/ウィーン・フィルを選ぶ。テスタメントからリリースされたものは、ブランデンブルグ協奏曲第1番がカップリングされているけど、8枚組setだったがさすがに手が出ないでので・・・。この2曲で分売されたものを購入した。
しかしこの演奏、実はネットではあまり評判がよくない(笑)。もちろん好意的な意見もあるけど。主な悪い評判は、「やる気あんのかウィーン・フィル」、「1〜3楽章がいまいち」、「心がこもってない、レニーの爪の垢を煎じて飲め!」などなど。まぁわからんでもないけどね(笑)。どこがよくてこの演奏を選んだかというと、、余計な感情を一切排した、楽譜に忠実な美しい演奏というのが理由。バーンスタインとは正反対のアプローチですな。第4楽章のトランペットがうるさいけど^^ゞ余計な感情を一切排した演奏の中ではピカイチではないでしょうか?以前は、バーンスタインとはいかないまでも、割と熱のこもった、指揮台の上で飛び跳ねるような演奏が好きだったんだけど、いい加減お腹一杯になっちゃって^^ゞ飛び跳ねな熱い演奏出来へんのかいっ、え、佐渡裕。
そのほかは、ベルティーニ/ケルン放送響、アバド/BPOとか、カラヤン/BPO(1982.5)、クレンペラー/ニューフィルハーモニア管が頭一つ抜きんでてるけど、あとはまさに群雄割拠ですな。選べません^^ゞ
ケツの穴から手ぇ突っ込まれてもいいです(笑)。
もういろんなblog等で追悼されているけど、クラシック音楽界の「巨匠」マリス・ヤンソンスが亡くなった。76歳だった。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団など、世界のトップレベルの楽団の指揮者を兼任していた。
また、過去にはレニングラード・フィルやオスロ・フィル等も指揮していたし、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートも数回指揮したこともある世界的にも有名指揮者。カリスマと言ってもいいと思う。
大変残念です。
ご冥福をお祈りいたします。