終わり方評論家1

  • 2010.10.09 Saturday
  • 22:25

3週間程前、ブルックナーの8番の聴き比べをする、というのはこのブログでも書いた。
ブルックナーの8番の一番のお気に入りは、シューリヒト/Wphだった。
これは古い演奏で(と言っても1963年の録音だが)、長らくブルックナーの8番の人気の一握を担っていたうちの一つである。
僕もブルックナーの8番の一番のお気に入りはこの演奏だった。
最近、マイミクさんがブルックナーの8番のベスト盤にこの演奏をあげていたので、それを切っ掛けにもう一度ブルックナーの8番の聴き比べをしてみた。
結果は、この演奏はやはり一番のお気に入りの座を微動だにしなかった。
この演奏は別格です。他の演奏なんて足元にもおよびません。全楽章に亘って一番です。

さて、その次の演奏なんですが、マイミクさんがあげてられるのは、
ヨッフム/skd。(もちろんお兄さんの方。ていうか弟はブル8を録音しているのだろうか。)
ブルックナーはヨッフムもいいんだけどなぁ。でも8番はちょっと。
理由は終わり方。(そう言えば、昔に「終わり方評論家」と名乗ってた人がいたなぁ)

僕は第3楽章を中心に聴き比べをしたのだが、ブルックナーの8番と言えば曲の一番最後の終わり方【ミ・レ・ド】も気になるところ。
ヨッフムの演奏はいいんだけど終わり方がなぁってな感じ。
どんな終わり方かと言えば、そこまで雄大な演奏をしていたのに、なぜか最後だけアップテンポで【ミレド】という感じで終わっている。

シューリヒトの演奏と人気を二分にしていたクナッパーツブッシュの演奏は、遅いテンポの演奏ながらも、特にテンポを変えることなく【ミ・レ・ド】で終わっている。
要はテンポが遅かろうが速かろうがインテンポで終わっててほしいのだ。

ということで、お気に入りにはヨッフム/skdの演奏は残念ながらならなかった。
ブルックナーの演奏は、ヨッフムも、skdもいいんだけど、最後がなぁ。
ラフマニノフの交響曲第2番の第一楽章の【怒りの一撃】みたいだ。

ということで、ブルックナーの8番の一番のお気に入りは、
シューリヒト/Wphでした。
その次の演奏は、肩が痛くなってきたので、また明日^^;;

Comments

こんにちは〜♪

お疲れさまでした。
とても参考になり、ありがとうございます。

わたしはカラヤン、朝比奈(94年)もけっこう好きです。

  • [syugen]
  • 2010/10/10 8:38 AM

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