リスボンライヴ

  • 2016.08.14 Sunday
  • 13:48


チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル ブルックナー交響曲第8番 「リスボンライヴ」。
いわゆる名盤。名盤中の名盤と誉れ高き有名な演奏の1つ。
実は、「ブルヲタ」のくせにこの名盤を所有していなかった。(「ブルヲタ」なんて言うと、知識豊富な本当の「ブルヲタ」から怒られるかもしれないが・・・。)
理由はちゃんとあって、僕はあんまりチェリが好きでない。毒舌も毒舌、大毒舌だから。それに何より曲のテンポが遅い。同じ曲で、テンポが遅いのと淡々と演奏するのと比べた場合、どっちが音楽の深淵さをより伝えられるかというと、テンポがゆっくりな方が有利になると決まっている。一音一音をゆっくりと丁寧に演奏すれば、だれでも表情豊かな音楽を演奏することができる。へたすりゃ音楽が停滞する可能性だってあるのだ。
何年か前に、ブルックナーの国内での第一人者が指揮するブル8を聴きに行ったことがあるが、第3楽章の途中で止まるんじゃないか?と思ったこともある。
さすがにチェリはそんなことはないが、そんなこともあって、テンポの遅い曲は嫌いで、そういう演奏をする指揮者も好きではない。もちろん、テンポを遅くとしないと・・・という曲があることも知っている。ブル8の第3楽章なんかもそうだろう。でも必要以上に遅くすることもないだろう。
そういう理由で「リスボンライブ」は所有していなかった。名盤で、特に第3楽章、第4楽章がすごいとのこと。リスボンライブが名盤であることは知っていたが、チェリだからどうせまたテンポが遅いだけのことなんだろうと思いながら購入した。こういう理由があるにも関わらず、なんでこのタイミングで?というのは、単に購入してみようと思ったから。他意はない。思い付きである。「ブルヲタ」なのに「リスボンライヴ」持ってないの?と言われてたくないので(笑)。

で、聴いた感想はというと・・・。
さすがにチェリ/ミュンヘン・フィルだから、音楽が停滞してるとかいうのはなくて、演奏はしっかりしている。でも、名盤かと言われれば、名盤かぁ?
という感じである。ただ単に遅いだけなんじゃないの?あのテンポで、しかも演奏がしっかりしてたら、そりゃ名盤にもなるでしょう。この先、趣味嗜好が変わってテンポが遅いのが好きということになったら、↓のクナッパーツブッシュ/ミュンヘン・フィルのウェストミンスター盤を聴く(笑)。


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