<神秘的なことが大好きなくせに、全然神秘的でなく、
むしろ朽ちかけている日常を、落ちのないまま、徒然なるままに
書き留めた、やる気なさマンマンの不定期更新blog>
以前、ブラームス交響曲全集は増殖しやすい、とここで書いたことがある。
ブラームスは交響曲を4つしか書いてないし、それゆえ比較的安価で入手できる。おまけにブラームスの曲はクオリティがいいのである。
クラシック音楽愛好家の楽しみの1つ(いや、それがメインだと思うが)、同じ曲を集めて、それを指揮者、演奏団体、録音年代等々で聴き比べをするというのがある。僕もクラシック音楽の楽しみ方として、同じ曲で演奏家が違うのをいくつか所有している。
そんな中の1つが、バッハの「ブランデンブルグ協奏曲」だ。
第1番〜第6番まであって、それぞれ2〜3曲から成り立っている。
モダン楽器より、その当時使われていたピリオド楽器を用いて演奏している方が好きだ。
長い間、クイケン/ラ・プティット・バンド(旧盤)を刷り込みで聴いていたのだが、違う演奏のやつも聴いてみようと思って、エガー指揮のやつを聴いてびっくり。第1番の第1楽章でホルンが相当あばれているのだ(ま、エガーのはやりすぎだとは思うが)。で、先日ここでも書いたけど、なんちゅう下品な音楽!とやってしまったのだ。
ところがホルンがあばれている演奏の方が多く、クイケン(旧盤)のようにホルンが控えめな演奏の方が少ない。
で、聴いてたらホルンがあばれている演奏を聴いてたら、そっちの方がいい。
クイケンが再録音したのだが、そっちではホルンがあばれている(どういうこちゃ)。
いろいろ聴いて、ホルンが適度にあばれていて、「華」のある演奏は、アルフィーフから出てた、ラインハルチ・ゲーベル/ムジカ・アンティクヮ・ケルンのものがいいかな。それにしても、なんでこのジャケットクレジットが左によってるんだろう?
クラシック音楽を趣味にすると金がかかります。